こんにちは、らしです。
先日、砂地の畑から、今年の春ジャガイモを収穫してきました!

「ジャガイモは砂地が向いている」とよく聞きますが、実際に育ててみると、その理由を実感する場面がたくさんあります。

この記事では、実際の栽培スケジュールと、砂地で育てるメリットをあわせて紹介します。
それでは、どうぞ!

砂地畑×春ジャガイモがおすすめの人
  • 砂地の畑をお持ちの方
  • 積雪地域での春ジャガイモ栽培を失敗したくない方
  • 梅雨時期に畑仕事をしたくない方
  • 働きながら趣味で家庭菜園をしている方(作業性が良いよ!)

はじめに

こちらは、「砂地・やせ地で失敗しない野菜ベスト5」のオススメ野菜について、詳しい栽培カレンダーを紹介するシリーズ記事です!

砂地・やせ地で失敗しない野菜ベスト5|初心者でも大量収穫!実体験砂地ややせた土で育つ野菜は意外とあります。実際に育てて感じた「砂地・やせ地向け野菜」を厳選し、初心者向けにわかりやすく解説します。...

今回は超オススメの「春ジャガイモ」
ジャガイモは水はけのよい場所が好きなので、砂地の畑での栽培に向いている野菜です。

なんと、北陸の雪国でも、砂地のメリットを活かして栽培すれば、梅雨入り前に収穫可能です
(春が寒い年はギリギリ収穫できるかどうかなので、神頼みではありますが…笑)

  • 砂地の畑をお持ちの方
  • 積雪地域での春ジャガイモ栽培を失敗したくない方
  • 梅雨時期に畑仕事をしたくない方
  • 働きながら趣味で家庭菜園をしている方(作業性が良いよ!)

は、ぜひ本記事をご参考に栽培されてみてください!

育てて感じる砂地✕春ジャガイモのメリット

まずは、私が実際に栽培していて感じる、砂地での春ジャガイモ栽培メリットをご紹介します。

土が温まりやすく早植えしやすい

砂地は、日射によって地面が暖かくなりやすく、また日が落ちると冷めやすいという特徴があります。
通水性がよくて表土の水分量が少ないこと、土より粒が大きくて空気を多く含んでいること、が要因なんだとか。

そのため、雪国であっても春先に地温を確保しやすく、早植えしても芽が出やすいという大きなメリットがあります!
砂地のこの特徴のおかげで、北陸という積雪地域でも梅雨前収穫を狙えるのです。

日が落ちると地温が下がってしまうので、霜は普通に降ります。
梅雨前収穫を狙う場合、芽が出る頃に霜害に遭わないよう、植え付けタイミングの見極めが重要です。

水はけが良くイモが腐りにくい

ジャガイモをはじめ、土中に実る系のお野菜は、過湿が苦手なことが多いです。
砂地の畑であれば、雨が降ってもすぐに地中に浸透していくので、表土付近は程よく湿度を保ちながらサラサラの状態になります。

収穫期が梅雨に被ってしまっても、砂地の畑であれば収穫までにジャガイモが腐る心配はほとんどありません!

今年の実録

今年は春が寒くて生育が間に合わず、梅雨入りした1週間後に収穫となってしまいました。
収穫前日は1日で60ml降水していたのですが、土中で腐っていたイモははりませんでした。上の写真は今年の収穫中の様子です。

らし

大雨翌日の畑でも、砂地ならサラサラよ

収穫がとにかく楽

砂地の畑はとにかく掘り起こす作業が超絶楽ちんです。
土が軽くて、多少雨が降ってもサラサラしていて、塊にならないからすぐに崩れます。

そのため、移植ゴテ1本で収穫作業ができます。
なんなら、地上部を鷲掴みして引っ張れば、8割〜全てのイモを引っこ抜けます。土に残ったイモは手掘りで収穫も可。

梅雨前といえど、気温が高くなってくる時期です。作業性がよいのは非常に強いメリットです。

らし

↓これ1本あれば収穫できます

砂地畑の作業性のよさは、子どもと一緒に家庭菜園するのにも向いているなーと思います。
未就学児でも、砂地の畑✕ジャガイモなら、自分の手で収穫できちゃいますからね。

春ジャガイモ栽培カレンダー

続いて、私の畑での春ジャガイモ栽培カレンダーを紹介します。

我が家の栽培カレンダー

時期作業
2月下旬種イモ購入
3月15日前後
(最低気温が安定して氷点下以上になる頃)
植え付け
4月中旬
(芽が出揃って葉が開いた頃)
発芽・芽かき・土寄せと1回目の追肥
5月中〜下旬
(開花・草丈が大きくなった頃)
開花期・2回目の追肥
6月中〜下旬
(生長停止・地上部枯れはじめ)
収穫

北陸4県(新潟・富山・石川・福井)の月平均最低気温は、1〜2月は0℃前後ですが、3月になると2〜3℃程度になります。
3月に入ると日照時間も増えてくるので、気温・地温が上昇してきた3月15日前後を狙って植え付けをしています!

ジャガイモは冷涼な気候を好みながらも、霜害を受けた新芽は枯れてしまうという(ちょっとした)繊細さを併せ持っています。

このカレンダーだと、霜が降りる可能性がまだある3月中、新芽は土中にあるので保温されて守られています。
4月の霜が降りなくなる時期と、芽が地上に顔を出すタイミングをあわせる、という工夫がこの作戦のミソです!

梅雨前収穫を狙うメリット

霜害というリスクを抱えながらも梅雨前収穫を狙うのは、このような思惑があるからです。

  1. ジャガイモの天敵は過湿!土中で痛む前に収穫したい
  2. 天候と休日が合わないリスクを避けたい!仕事の休日だけど雨…という日が続くとジャガイモが腐っちゃう
  3. 梅雨前なら暑くない!梅雨に入るとジメジメと暑さで畑作業がしんどい
  4. 直売所に出すなら、他の生産者さんと出荷時期をずらせて売りやすい
らし

私は①〜③の理由で梅雨前収穫を狙います
近所の農家さんは④を考えている人もいます

総じて、作業性の向上と品質維持のためです。
乾いた状態で収穫できれば広げて乾かさなくていいし、乾燥中や保管中に腐るリスクも低減できますからね。

働きながら趣味で家庭菜園をやっていたり、家族で食べる分だけ栽培したい方は、梅雨前収穫を考えた栽培はとってもオススメです!

梅雨前収穫を狙う場合の植えどき

砂地の畑✕春ジャガイモ✕梅雨前収穫を狙う場合、植え付けするタイミングは、

春ジャガイモ植え付けタイミング
  • 基本は3月15日前後
  • 平年より暖かい春の予報なら、1週間前倒し
  • 平年より寒い春の予報なら、1週間後ろ倒し

という基準で行っています。

「春」というのは、概ね3〜4月あたりのこと。
春の気温が、平年並みか・高いか・低いか、も判断材料に入れていきます。

らし

あくまで私の地域ver.ですので、
皆さんの地域にあわせて調整してくださいね

重要なのは、早植えしつつ霜害に遭わないこと。
なので、上記タイミングと、仕事の休日がマッチする日を選び、植え付けしています。

畑の準備より、植え付け時期優先

除草作業01

私の場合ですが、春ジャガイモの場合、事前に土作りはしていません!
植え付けタイミングと、仕事の休日を合わせることを優先しているからです!!

らし

サラリーマンの週末農家ですので!!!

ジャガイモはたくましいです。
なりわいとして同一規格の野菜を大量に作る必要がある人はそうもいかないでしょうが、家庭菜園や、販売は小規模直売のみの方は、ご自身の労働カレンダー優先でよいと思っています。

身体の持続可能性も大切にして、野菜栽培を楽しみましょう!笑

まとめ

今回は、砂地畑✕春ジャガイモのメリットと栽培カレンダーを紹介しました。

今回のまとめ
  • ジャガイモは砂地畑との相性が非常に良い!
  • 雪国でも早植えすれば梅雨前も狙える!
  • 霜害を受けないよう植え付けタイミングを図るのがコツ!

砂地の畑✕春ジャガイモの組み合わせは、作業性が非常に良くて助かります。
家庭菜園として栽培する方や、仕事や家事で忙しい週末農家さんに大変おすすめの野菜です!

ジャガイモ以外におすすめの野菜は、以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

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皆さまの畑やお庭が、今年も豊作でありますように。
それではまた!